金木犀の咲く道を〜 人の記憶を呼び覚ますものに、匂いや音や味などがあります。 ふとすれ違った時に香ったコロンの匂いや、残り香に、 瞬時に心が遠い記憶に占領されるってこと、よくありますね。 この季節。 キンモクセイの香る季節ですね〜なんて、感傷的に会話してみたり。 ただ、私がこんな事を心から言えるようになったのは、つい最近。 人工的なキンモクセイの匂いがそっくりすぎなのか、 この季節になると、ずっーーーと町がトイレの中にある気分になってました。 たぶん大昔のトイレの芳香剤、このインプットされた記憶が恐るべしです。 どこのトイレかは思い出せないけど、白いタイルやその時の感情がいつも蘇ってました。 最近は、そんな記憶もだんだんとすり替えられて来て、 多少なりとも季節感の方をたしなむ大人になれた気がします。 あー、良かった良かった。 共有:Facebook ぜひ他の記事もご覧くださいね〜 男性のキャラクター 見上げれば、ひこうき雲 ペーパーレス実践中 コタエハカゼノナカ 投稿ナビゲーション 思考はいつか運命になるのよねThe Ultimate Alphabet